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2009年10月13日
生酛純米 麓井
山形県にある東北屈指の名山「鳥海山」の麓にある麓井酒造
創業は明治27年 県内でも歴史の長い由緒ある蔵元だ
かつて庄内藩主としてこの一帯を治めた酒井家ゆかりの方が当家を訪れ
「この井戸水で酒屋をしない手は無い」と強く推し進めたのが造り酒屋を
興した由来なのだとか、
蔵元の登録商標“麓井”はその創業時のエピソードと井戸水にあるという、
鳥海山の麓という事と創業のきっかけになった酒井家、井戸水の“井”を
掛け合わせて 命名した由来が
この蔵元の特徴として 普通酒から大吟醸酒までの殆どが
「生酛(きもと)つくり」で醸されている。
【生酛(きもと)つくり】
古来からの日本酒の造り方で、仕込み水や空気中に存在する微生物の
作用によりお酒のもと「酒母」をつくりお酒を醸す方法。そのお酒は、
一般的にキレが良く、また多種多様な有機酸により味わいが深いものと
なる。タイプにも拠るが、冷やからお燗まで幅広い温度で楽しむことが
できるお酒が多いことも特徴のひとつ
数々の銘酒を産出す麓井から今回は“ひやおろし”生酛純米を
特別純米「麓井 どまんなか」冷やおろし
精米歩合55% 日本酒度+4.0 酸度1.6 Alc17.0^17.9
山形県の食用米“どまんなか”を100%使用、蔵元の得意とする
生酛(きもと)つくりで醸した純米原酒だ、
冷や(15度)で頂いて見る、生酛(きもと)独特の豊潤なまでの重量感を
しっかりと堪能出来る 且さばけも良く 余韻は意外に短く感じる
酸味が柔らかいのか 軽いのか 米のまろやかな旨味(あまみ)が
ふわっと覆うように酒の輪郭を作っている 一言でいうなら優しい酒か
ぬる燗(45度)で 冷やの時とは表情が一変し ずっしり感のある
がしかし柔らかい甘味を感じる酒になる これから脂がしっかり乗って来る
魚介などの料理に是非 取り合わせたい そんな味わいだ
香りという観点では良く言われる「フルーティー」とはまた違い 成熟した
なし、りんごを齧った後 口内に広がる芳香を彷彿させるだろうか
全体的にたなびく優しい甘味が山形らしい酒を主張している
山形県酒田市 麓井酒造(株)
蔵元参照HP http://www.nipponnosake.com/kuramoto/fumotoi/index.html
投稿者 wasabi-ya : 2009年10月13日 16:59