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2009年05月26日
豊潤 権威と風評に弱き世界
久しぶりにお酒に関する話を
私が今の店を立ち上げる前からお付合いのある酒販店で
知合い 現在 地元に帰って蔵元家業を復興させたK君の
酒が初出荷された と聞き早速 買い求めてみる
大分県宇佐市 小松酒造場「豊潤 特別純米」
蔵元HP http://koma2.main.jp/index.html
昭和63年に休業した酒造を復刻さすべく 幾蔵で修行を重ね
ようやく日の目を見るに至る訳だが…ささやかながら
お祝いの気持ちも兼ねて味わってみる
気さくで優しい性格のK君だったが 今回 一唯ならぬ
想いであっただろう 先ずは おめでとう♪
食中酒を意識して…とのコンセプトだがこの“食中酒”という
カテゴライズ 当然だが地域により事情が些少変わってくる
酒米に山田錦と夢一献を用いているとの事 成る程…
開栓直後は少し固めの印象が否めなかったが1週間経つと
やや酸味が芳醇気味に変化し 喉越しもやや厚味を増す
“奥深いながら切れ、さばけの良い端麗系”
私の顧客様で一番 需要が多い要素でもある(笑)
それにしても 見事なまでに薫りが控えめである
燗付けする事で どう変化するのか とも期待したが
薫り云々というより 酸味がそれほど突出する事もなく
さしていやらしい甘味も感じない 夢一献という酒米の特徴が
よく理解出来ていない自分だが これは好みの範疇かも
四国のS酒造さんでの製法 多分に影響されているのか
しっかり目の酸度 すっきり切れる味わい…どことなく
共通点が多いような
これから夏を迎えるにあたり 必要以上の香味 酸味は
食欲を削ぐ要因にもなりかねない分 それを考慮した
優しい作りは料理との取り合せに充分叶うに値するかも
素人所見だが 私が直感的に思う感想
最近 めっきり酒の話題を封印してきたが それでも
HP繋がりで 沢山の清酒ファンには足を運んで貰っている
この不況の時代 皆様に感謝
落ち着いた時等 各々が思う“酒の世界観” その話を
聞く度 私自身の主観も幾度と無く 聞かれるのだが
一貫して「料理と相性の良い銘柄を」とお答えしている
まあ 当たり前の事であるが(笑)
ここで 何時も話せないでいる追記を少し…
酒というものはあくまで“趣向品” しかしながら
足を運んで貰い 代価に値する“結果”を求められる立場として
自分の料理 また味の助長に欠かせないパートナーと酒を
位置づけする時 一般の方が思う“趣向品”とは大きく異なる
単に 味わって美味しいか 否か 飲み人の好みに叶うか
清酒の世界は閉塞的で 権威や風潮に流されている現状だが
それを批判する事なく 逆らう事なく コンセプトを常に明確に
顧客様に喜んで頂く という提供方法も有りだと思っている
そのせいで慢性的な酒貧乏なのだが(笑)
自分の力量不足 努力不足がその現状に至らない要因で
ある事も充分 認識し 日々 試行錯誤の繰り返しなのだが
長いお付合いをし 自分を育てて頂いている常連様に
感謝し より良い“料理と酒の世界”を構築出来れば と
先述 自分を「無責任」 と言ったのは 大きな意味で
“部分最適”な考えでいたその事に他ならない
料理もお酒も簡単に美味しいものである筈だから…
投稿者 wasabi-ya : 2009年05月26日 13:20
コメント
投稿者 saladman : 2009年05月26日 16:56
投稿者 You : 2009年05月26日 18:11
投稿者 ぢゅんちゃん : 2009年05月26日 19:56
投稿者 Anonymous : 2009年05月26日 23:00
投稿者 たけ : 2009年05月28日 16:08
投稿者 たけ : 2009年05月28日 16:10
投稿者 たけ : 2009年05月28日 16:12
投稿者 たけ : 2009年05月28日 16:13