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2009年04月14日
越前岬 滓酒 樽底 旬の酒ならでは
先日 A社長様ご夫妻がお見えになった折
珍しく お酒の瓶を傍らに持っておられ
「先入観なしで 味を見て 意見を聞かせて」と
勿論 ラベル、中身が見えない“ブラインド”です
私ごときに 勿体無い…(汗 と僭越ながら
営業中でしたが オーダーが落ち着いて
早速 断って味見を。ひと目見た瞬間(滓がらみ?)
と しかしながら 薫りに殆どヒネ香を感じず、
それよりも特筆すべきはその色合い 酒質
幾多のにごり、滓絡みを飲んできた自分も
ここまで乳液の様な決め細やかな酒質を見た
事が無く 期待し 緊張しながら頂きました
(この味わい …滓絡みなんてとんでもない!
立派な純米大吟醸クラスの酒。しかし…?
“攻め”“中取り”でもない…表現が難しいなあ。
それより この色合いでここまで透明感な味わい
どうして??)と不思議がっていると 社長が
福井県 田辺酒造「越前岬滓酒 樽底」
「この酒だよ」と! 先月 ご縁あって当店に
お越し頂いた蔵元さんの酒だったとは…(汗
もともと経験不足 認識足らずの自分ですが
それでも この決め細やかさは初体験でした!
事情はここでは明かせないですが 兎も角も
非売品 との事なので。
しかもこの時期 数週間 売り物に出来ない程
僅かな量を瓶詰めし 身内で飲む「蔵内酒」
なんだそうです…流石 社長のお人柄でしょうか
炊き立ての美味しい米を頂いている様な
甘味は控えめながら糖化作用を終えた掛米の
僅かな旨味をこそぎ取るかの如く芳醇な後口
決め細やか故 粕粒の感触が全く感じられません
この しなやかな繊細さを表現しながらも 芯の
強い粘りこそが「五百万石」の持つ力量なのか…
料理に喩えるなら(少し専門的な表現ですが)
春先 若狭湾で揚る 極上の白甘鯛の“半助”
(頭とかまの部分を私達の世界でそう呼称する)を
お客様に出さず もったいぶって自分達の賄いで
頂く そんなものでしょうか…いやはや(笑)
失礼乍 社長夫妻が帰られた後 独りでこの酒と
平目、鰆の造りを醤油無しで取り合わせて見ました
造りとこれ以上 相性の良い酒はないのでは?
そう見紛う位 魚の身に纏わり 旨味を倍増させる
「樽底」 清酒の世界は本当に深い…
Youさんに 是非味わって見てもらいたいなあ(笑)
でも… 確かに 商品化は難しいでしょうね。
そんな希少なご縁がまた有難く私の手元に
A社長様に改めて感謝の思い でした。
旬を映し出す極上の一滴…正に至高の酒
田辺専務 何時か近い内 お邪魔する時は
宜しくお願い致します!(笑)
投稿者 wasabi-ya : 2009年04月14日 18:34
コメント
投稿者 You : 2009年04月13日 22:01
投稿者 saladman : 2009年04月14日 07:48
投稿者 耕ちゃん : 2009年04月14日 08:59
投稿者 たけ : 2009年04月14日 12:57
投稿者 たけ : 2009年04月14日 12:58
投稿者 たけ : 2009年04月14日 13:00
投稿者 シトロン : 2009年04月14日 17:03
投稿者 たけ : 2009年04月15日 02:13