« 阪神 なんば線が本日より開業! | メイン | しっとり雨 »

2009年03月22日

「焼酎ソムリエ」って…

昼席の営業開始と同時にSさんがご来店
「はい♪」と…何時もありがとうございます(^-^;ゞ
%E6%A1%9C%EF%BC%A821.JPG

%E7%A4%92%E8%87%AA%E6%85%A2%E6%9C%AC%E9%86%B8%E9%80%A0.JPG
大切に頂きます!

さて 久しぶりに独り言です(笑)

長年 色々なお客様を拝見していて 1つの
共通点 というか… 男性 女性に限らず
皆様 清酒に落ち着く傾向が有るようです。
料理があっての“酒”ですから必然なんでしょうね

体調如何で制限される方もおられますが
健全である事を前提に やはり清酒を嗜む方は
年齢が幾つの方であっても心身共に健康です

料理人の世界では 料理技術 またそれに準ずる
一通りの事を学び 独り立ちするのですが
そこに「料理と酒」という概念は無く 料理人は
皆 独学で自分の店に置く清酒を吟味します

清酒に対しての情報の大半は雑誌やネット
またお付合いのある酒販店さんからのお勧め
知名度の高い銘柄を置く傾向が多いようです

私も年数なりに関西にはお付合いのある職人
さんが多数いますが料理の話は出来ても
殆どの人が清酒に関しては 酒販店まかせか
ネット等の情報を頼りにしている人が殆ど

実際お酒をあまり飲めない方が多いのも事実
飲まない→理解が薄い→酒に対する認識が浅い
この系譜です 私も昔はそうでした(笑)

そんな私も今は 自分が組み立てる四季の献立
で 自分が利いた銘柄の中から“感性”を優先し
「この時期 この銘柄は(燗、冷や)でこの食材と
相性が良いのでは?」という試行錯誤の連続で
銘柄を選択し お客様にお勧めしています

当然 そのお客様の好みを前提にして ですが
昔 取得した「利き酒師」や「焼酎アドバイザー」
で学んだプレゼン要素は出来るだけ 排除し
簡素に ダイレクトに料理と清酒を愉しんで頂ける
そういう簡素明朗なスタイルを目指しています

決して批判からくる観念ではありません
あくまで「料理人」としての提供を重視しています

食材も…例えば 今が旬の「たけのこ」
色々な店の味付けや提供方法 また産地に拠って
歯応えの違い 旨味の広がりは千差万別です
長年 料理の世界に携わっていると 一つの
方法だけで無く より自分の目指す世界を具現化した
提供方を多々やってみたくなります

お酒は本来が趣向品ゆえ 好みも人により様々です
“正解”という答えは無く マニュアルも無い
しかしお客様から代価を頂戴する立場にあって
料理同様 清酒の取り合わせも大切な項目です
その事を理解出来て 初めて商売人なのかな と

どんなにお酒が好きな人でも 全く食べ物を
摂らず 酒だけを飲む という事は無いと思います

やはり 美味しい食べ物と 美味しいお酒を
取り合わす事で両方の良さが引き立ち
またその人の心を豊かにしてくれます

食事も お酒も 本来の目的は「楽しむもの」
そういう部分をしっかり見据えて これからも
お客様に提供出来れば と思っています

%E3%80%86%E3%81%95%E3%81%B0%E3%81%AE%E7%82%99%E3%82%8A.JPG
“瀬戸内 根付きさばの炙り”四杯酢で

タイトルの「焼酎ソムリエ」なんですが
常連様方に何時も「この人が焼酎ソムリエさん」と
色々なお客様に紹介されてます(笑)

そんな言葉もあったっけかな…?と困惑しながら
「まあ お客様が喜んでくれるなら いいか!」と

フレンチにソムリエがいる様に 和食にも
お酒との取り合わせを提供するエキスパートが
いても当然だと思います

まだまだ今の日本の考えでは認識が薄い…
世界には認められている「日本料理」なだけに
残念です もっと国に検討してもらえたらなあ

投稿者 wasabi-ya : 2009年03月22日 02:45

コメント

焼酎ソムリエかっこいいですね。新たなニックネームになりそうですね

投稿者 saladman : 2009年03月22日 08:01

私事ですが・・・・ 日本酒がある日嫌になり・・・ ワインも嫌になり・・・・ で、焼酎に辿り着きました。^^ 最初は、「日本酒なんか!!!ワインなんか!!!」といきがって焼酎を・・・ それも、焼酎は芋に限る!!!!!とか・・・ 大して飲んでも居ないのに・・・・ 芋はこれに限ると同じ銘柄ばかり飲む・・・ (でも、決してダメとは思いません。十人十色ですから^^) なんて、いきがっていましたが・・・ 最近は、この料理には、何が合うのかなぁ・・ なーーんて、思って焼酎や日本酒に拘らず・・・ 無節操に飲んでます。 まぁ、理屈はどうでもよく・・・ 愉しい刻に美味しい料理と美味しいお酒があれば良いんですが。^^ 以上

投稿者 You : 2009年03月22日 08:35

料理と酒、、、 切っても切れない関係ですね、、、! たけさんのチョイスが受け入れられているからこそ、 皆様足を運ばれていることと思います。 あ~、また行きたい!!(笑)

投稿者 シトロン : 2009年03月22日 10:23

>さらださん 見た目の呼称はかっこ良い部分に囚われがちですが 中身が伴うと 結構シビアなものだと思います 私の理想はやはり一定の修行を越えた料理人が酒との取り合わせを提案する「ソムリエ」こそがこれからの時代 必要なのかな…と 人は誰しも皆 飲みものだけで生活出来ないですからね

投稿者 たけ : 2009年03月22日 23:44

>Youさん 私個人の経験、考えでは芋焼酎というのは 喩えれば食材でいう「餃子」的な要素が強いんですね…ここ10年輩出されている蔵元さんの数多な芋銘柄を拝見する度 強く感じています。“芋焼酎には焼鳥”という過去に無い偉大なフラシーボ効果が未だに全国的蔓延の最中ですが また10年後の見解では違った相性の食材が持て囃されるのかな?とも まあ結論美味しかったらいいのですけどね(笑) 

投稿者 たけ : 2009年03月22日 23:49

>シトロンさん 先日は♪ また何時でも遊びにいらして下さい! 自分も もっと距離が近ければ…(涙

投稿者 たけ : 2009年03月22日 23:51

(〃⌒ー⌒)/どもっ♪ ソムリエってワインを見極めるだけでなくお客さんが選んだワインに合う料理も勧めてくれるサービスの方なんですよね~ 自分も日本酒ソムリエみたいな人が確立されたらもっと日本酒の需要が広がるように思います。しかし焼酎ソムリエは・・・確立しにくいかもね~~

投稿者 晃 : 2009年03月23日 10:16

>晃さん そうですね…今 これだけ焼酎が一般消費者に浸透している事実を見て 資格や枠に囚われない考えで「ソムリエ」の様な食材との取り合わせを研究し推奨出来る人がいても可笑しくは無い と思うんですけどね…「権威や風潮に弱い」お国柄で難しい部分はあると思いますが(汗

投稿者 たけ : 2009年03月26日 02:09

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)