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2008年12月22日
総括(今年の清酒編)
以前 何名かの方が「清酒って日本酒とは違うの?」
とのご指摘を頂きましたが
此処のフィールドでの話ですと 厳粛に云えば
「日本酒」とは日本国内で製造 販売された酒税法
に則ったアルコール飲料系…清酒、焼酎、果実酒
洋酒などを含めた全てを指しています
私がこのブログで普通に“日本酒”を表記しなかった
のはそのせいです あまり深読みしないで下さい(笑)
そこは変に拘るところではありませんので
さてさて…漠然とした“総括”になりますが
清酒関係でも沢山のご縁に巡り合えました
全国の蔵元さん、酒販店さん、有識者の方々と
「純米論争 アル添論争 吟醸論争」等 水面下で沢山
論議を重ねてきました。しかし酒造業界の持つ積年の
利益関係の輪廻 美味しい清酒を飲みたい と願う
消費者と製造側の差異はそう簡単には埋りません
しかし 新たな動きも多く見られた事も
今年の大きな気付きの1つですが
「お酒は飲む人を選べない」 事
清酒に携わる“作り手” そして私達“伝え手”にとって
指標となる「至言」であると同時に「戒め」でもあります
私自身 今までの「純米崇拝論者」から過程を経て
この1年は特に さまざまな冒険をして来ました
やはり ここでも重要なのは“料理と酒”の相性です
数蔵の「吟醸酒」「本醸造酒」にも着眼し また
新たな気付きを頂くきっかけにもなりました
その意味合いで 今“清酒過渡期”だと認識しました
私は敢えて 概存の有名銘柄を置かず 酒屋を廻り
顔が見える酒造さんの銘柄を(僭越ながら)
中心に据えて お客様の評価を仰いできました
清酒のみならず 食材においても言える事ですが
一番大切なのは“ブランドニューラバー”で無く
永くお付合い出来る そういう普遍的な銘柄です
決して自転車操業の様な浅はかな情報に流される
事無く信念に基づいた本物の追求が大切です
少なくとも自分の店はそうでありたいと願います
1年を通じ 約60種を表メニューに…
それ以外は常連様専用銘柄 としての売り方を
(お客様それぞれの好みにあわせる“おまかせ”)
清酒は一般の方々には解り辛い部分が多かったので
「メニューを見て選ぶ」店では無く 直接 お客様と
会話してお勧めの銘柄を提供出来る店作りになる様
大変ではありましたが協力頂いてきました
お客様を試す様な訳では無く 出方を伺って見て…
一番大切なのは何なのか 改めて再認識しました
来年からの大きな収穫になった事に大変 感謝です
“清酒”を通じて 人を感じる事が多い1年でもありました
上記の文章を再読し 「珍しく理屈的だなあ」と笑うも
本気で思っている事を全て書くと 色々と大変なので(汗
来年の新たな出会いに期待し また清酒を通じて出合った
沢山の関係者の方々にも再度 感謝し
あと これから清酒を嗜もうとする若い方達に
「メニューを見て選ぶな 店の人柄を見て選べ」という
事くらいでしょうか…清酒談義を少しでも重ねればその
店がどれ位 清酒に対して思いがあるか 一目瞭然です
焼酎と同じく 安心価格で美味しい清酒を飲ませてくれる
飲食店さん、酒屋さんに通われる事を切に願ってやみません
清酒にとって来年も良き年で有ります様に
短くではありますが 総括とさせて頂きます
感謝
投稿者 wasabi-ya : 2008年12月22日 00:12