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2008年12月10日

東北泉 山田錦吟醸  厳しい向かい風が

業者の方、同業者の方 何方とも最近よく口に
する言葉が「今年は一層 厳しいねえ」。

思い起こせば 8月の北京オリンピック以降
日本にとって良い話題 というのがあまりありません
私は執拗なまでのメディア嫌いなので専ら現場での
お客様や新聞等の情報から感じ取れる事を
大切に見ています それにしても…

言われるように「厳しいですねえ」(笑)

とはいえ 誰もが言う様な台詞を此処で言っても
何も始まらないので 日々精進あるのみです

聞けば明日から職が無く 彷徨う方々もおられるとか
これからどうなっていくのか この日本…


と 話は変わり 父の故郷 山形の地酒です

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山形県 高橋酒造店 「東北泉 吟醸」

山田錦100%  精米歩合50%  日本酒度+3.0
使用酵母 熊本酵母  酸度1.5  アミノ酸度1.3

蔵元参照HP 
http://www.touhokuizumi.co.jp/modules/myalbum/

純米酒で「辛口」という明確な指標はありません
お酒は米が原材料なので幾分かは必ず米自体の
甘味を有しており逆に辛いとそれは“純米”なのか?
と逆に疑ってしまう そんなものです
酸がしっかり抽出されてるのかな と

銘柄に拠っては辛口と銘打っているものもありますが
私の様な素人も含め 試飲以外に選ぶ判断基準として
酸度とアミノ酸度のバランスを見る という切り口が
あります。口に含んだ時 鼻に抜ける時 喉に流れる
時の後口 余韻…等

こればっかりは表現が難しく人の趣向も様々です
利き酒師の資格取得の時もこの事は???

私も店でお客様によく「このプラス指数が高いほど
辛口のお酒なんだよね?」と聞かれますが
やんわりと説明するも この表現の難しさには何時も
頭を抱えています。なので 自分の利いた感じから
お客様に銘柄問わずお勧めさせて貰う というのが
もっぱらで 且つ一番安心して頂けるのか と。

人の味覚が口に含んだ時 辛味を一番感じる部分は
味蕾は側面 で後口に来る事が多いとか
しかし 入り薫 含み薫 余韻薫 また温度帯の違いに
よってどこが強調されるかもこれまた複雑
さらに取り合わせる食材によってまた変化します

そういう意味合いも含めて私の店で取扱う清酒は
不定期に様々な銘柄を使う様にしているのです

さて この東北泉 酵母で熊本を使用していながら
特徴の華やかな香りは然程感じず入り口も柔らかく
すっと入ってゆきます。
開栓後 また2週間後も酒質にブレはありません
それでいて癖が無く旨味を優しく愉しめます
淡白な食材 特に造りやお寿司(白身魚)に
併せたい銘柄ですね。
季節柄 鍋が相手だと逆に弱いかな…とも(笑)
当然 冷やでも燗でも楽しめるお酒です

これを頂きながら折角 山形の地酒だから米も
出羽系の酒米で仕込んだものを頂いてみたい…と
つと 思う位 綺麗な味わいでした

投稿者 wasabi-ya : 2008年12月10日 02:04

コメント

こういう時に日頃の努力の差が現れてきます。繁盛店とそうでない店という差になって。 飲食店さん、酒販店さんをうろうろしていますが繁盛店は、この不景気でもたくさん存在します。 わさびやさんも確か繁盛店ですよね(笑)

投稿者 タンタンさん : 2008年12月10日 21:57

>タンタンさん ご無沙汰です まあ 一言では難しいので…自分で自らを「繁盛店」という商売人さんは多分いないと思いますよ(笑)

投稿者 たけ : 2008年12月12日 03:44

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