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2008年10月27日

大七 皆伝  表情豊かな清酒の顔

昨日 数人で「ある意味 交流会」の話をさせて頂きました

まあ こういう時 銘柄なんて特に選別もなく 目の前に
ある酒なら何でも!(笑)というのが普通のスタイルで
(最低限きちんとした酒揃えの店が前提の話ですが)
要は お酒が主役では無く 人が主役という事です

ただ 銘柄にはこだわりませんが どうでも良いような
提供の仕方はしません。昨日は清酒を燗、というパターン
でしたが 温度を5度上げ 10度上げ また10度下げ…
で「あ、この酒 これがベストかな?」みたいな会話を
交えながら で そこがどうだ!という訳でも無く(笑)

酒を扱う立場として“作り手”の思いだけはおろそかに
出来ない という潜在認識がおのずとそうさせるのか
ブラインドさながらのそれは 傍から見れば一種の試飲会
に見られても仕方無いですね (^-^;ゞ

昨日の銘柄の中でも一番 話に上がっていたのが…

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福島県 大七酒造「大七 皆伝 純米吟醸」でした
日本酒度+1.0 酸度1.4 アルコール度数15~16

参照 http://www.daishichi.com/index.shtml

ちなみにこの「皆伝」 大親友であり20年来付き合いの
N君から三周年記念の折に頂きました。感謝!

今では「東北の雄」「生酛の大七」と唄われる程
清酒好きなら1回は耳にした事もある蔵元であり名称

250年の由緒ある蔵元ですが この大七の名を不動のもの
にしたのが先代 南部杜氏 伊藤氏だと思います
業界では知らぬ人はいない生酛造りの第一人者

まあ 難しい話はもういいとして(笑)
昔からこの銘柄 愛飲しているのですが ナッツの様な
やや控え目な熟成感 じわっと後からくる味の広がり…
ほのかに甘いリンゴの様な酸味を感じますが
冷や というよりは常温かぬる燗で映えるかな と

焼酎にも通じる事ですが 体全体で癒しを感じるなら
30度以上の「燗」を個人的にはお勧めしたいのが本音です

室温を20度~25度 と仮に想定した時 人間がアルコールを
摂取し易い温度が28度位から と自分は考えています
当然 外気が熱かったり また寒かったりすれば想定温度に
変化は出ますが。逆に言えば燗にして不味くなる酒 があると
したら それはちゃんとした工程を経ていない という事です
“醸造酒と”いう 原則を考えれば簡単な事ですが。

もう1つ言えば 酒が65度以上の温度を3分以上継続すると
アルコールが糖化作用を始め 気の抜けた 甘ったるい味に
なる という現象を来たします。私が「酒燗器」を嫌うのは
(当たり前ですけど)そういう所に所以します 気の抜けた
味醂を飲まれる方も居られますが これはもう中毒です(笑)

自分のフィールドなので細かく書きましたが 現実 お店で
お客様にこの様な説明する事はまずありません。

あくまで 趣向品なので 飲み方は人それぞれです
ただ 「思いっきりアツくして!」と言われた時だけ
「アルコール飛びますけど…いいですか?」とだけ確認します

で 心の中で密かに泣いています(笑)…まあ冗談で

お客様も 「これ位の温度で飲みたい」と思う反面 中々
そういう要求をし辛い と思うので燗を注文される時
「何度くらいがご希望ですか?」とお伺いする様心掛けています

銘柄選別に興味を持つのは誰しも偽らざる本音ですが
1つの銘柄でも温度帯で彩りある表情をもつ清酒の面白さ
それこそ私が思う「旨酒の世界を愉しむ」事だと思います

何か 話が途中から脱線した様な?(笑)
結構 量を飲んだ割に 朝は気持ちよく起きれましたo(^-^)o
激戦の疲れは年のせいか(笑)取れませんでしたが…

投稿者 wasabi-ya : 2008年10月27日 03:04

コメント

お客さんと自分の考え方方がイコールするといいですがなかなか難しいですよね。想いが伝わるといいですよね。

投稿者 saladman : 2008年10月27日 08:01

最近よく清酒飲みますが、ぬる燗などはなく純米は冷のみでのご提供ですと断られますw

投稿者 ひら : 2008年10月27日 09:30

>さらださん 全く自分の考えとお客様の考えがイコールになる事は理論上 不可能でしょうね。 価値観が似かよる、という事はありえます。逆に自分の価値観を文章や言葉で相手に強く言うと「押し付け」になり良い印象にならないので… 想いは人に伝えるものでなく、自分の中に秘めていればいいかな?と自分は思っています 

投稿者 たけ : 2008年10月27日 19:32

>ヒラさん 現存する飲食店で「純米は冷やのみ」と言われる店があれば その要因は2つ、①燗につける手間、作業をはぶきたい ②清酒に対しての知識、見識が皆無で誰かに言われた様なとってつけの考えで清酒は冷やだと思い込んでいる まあ 人それぞれの商売ですから(笑)

投稿者 たけ : 2008年10月27日 19:34

今、偶然にも『大七』が手元にあったりなんかしますの。『純米生もと』ですわ。「常温かぬる燗で」だなんてアタクシの為の一本みたい(笑)。開栓が愉しみですわん♪そぅ云えば・・・ウチの社長は燗酒を常に「超熱でっ!」「熱々燗でっ!」とオーダーされますので、アタクシは必然的に燗冷ましを頂く事になってしまいますの(苦笑)

投稿者 さとみ : 2008年10月29日 13:44

>さとみさん 純米生酛なら尚更…ぬる燗ですかね? 冷やだと逆に旨味が殻に包まれた感じで硬い というかピンボケした味わいの様な。是非 燗で愉しんでみては? 超あつ燗って…(笑)コメント難しいです(^-^;ゞ

投稿者 たけ : 2008年10月30日 01:27

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